照明計画
- 2008/10/21(火) | ~2012.8 ブログ
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照明の設計について今日は、お話します。 照明器具は、建物を建築する中で、 どちらかというと、予算的に後回しに なりがちです。 でも、照明の演出をおろそかにしてしまうと 建物のデザインそのものが、崩れていきます。 人間が感じる五感(視覚・聴覚・触感・臭覚・味覚) の中で、人間が一番反応しやすいのが、視覚で87% の割合で次に聴覚7%と続くそうです。 要するに、人間は、目から入ってきた情報に ほとんど反応することが分かります。 居心地の良い、雰囲気のある、お洒落な家 そのほとんどが、皆さん視覚で感じているのです。 昼間は、家の中に太陽の明かりを取り入れるか が大切です。 夜は、照明の光をいかにデザインするかが 大切です。 勉強するときは、勉強机に白い光が良いとされますが、 それは、スタンド型の照明で対応し、 部屋全体は、白熱色の温かい照明で過ごす環境の方が、 気持ち的にもやすらぎ、津江杉の温かい木の色との 調和もとれます。 照明のバランスは、空間の演出をする中で とても重要でたいせつな役割です。 来週末は、完成見学会です。 計画的に配置された照明デザインも、 お楽しみください。 鷹野 耕治 |
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