今日は全体会議で
近江商人の話をしました。
近江商人の商売における理念で有名なのが
「売り手よし 買い手よし 世間よし」
この三方よしの精神が、
日本三大商人の一つへと
成長したことで知られています。
近江商人の商売十訓の中でも
「無理に売るな、
客の好むものも売るな、
客の為になるものを売れ」
この思想に私は共感しています。
お客様に言われたものを、
ただカタチにするということではなく
お客様のお話を聞きながら
お客様にとって
何がためになるのかを本気で考え、
お客様へ提案するということが
私たちプロとして大切なことだと思います。
言われたことだけを
ただ形にするということは、
そこに感情は生まれないので
技術の進化と共に、未来においては
スーパーコンピュータやロボットなどの活躍で
私たちの存在価値そのものが
表現できなくなると感じています。
自分たちの存在意義、存在価値を
お客様に認めていただくには
このような思想と共に
日々の習慣を変化させていく
必要があると考えています。
鷹野 耕治
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